腰痛がみるみる消える100のコツ~腰痛ドットコム

しっかり腰痛対策

    おへその横を「歯ブラシ」でこすれば腹筋が活性化し、腰痛防止や改善が期待できる

どこのご家庭にも、古くなった歯ブラシがあると思います。レンジまわりの掃除や靴みがきなどに利用するのもいいでしょうが、慢性腰痛の予防や改善に効果のある「おなかみがき」にも、ぜひお使いいただきたいものです。

腹筋と背筋は相互にバランスよく働くことで腹圧を高め、腰をガードしています。ところが、中高年になると腹筋の働きが衰え、背筋に負担が集中して、これがしばしば腰痛の原因になるのです。衰えた腹筋を鍛えるといっても、いわゆる腹筋運動ではなかなか長続きしないものですが、手軽なツボ刺激を行うだけでも、腹筋が活性化して、背筋とのバランスをとり戻すことができます。この刺激にうってつけのツボが、おへその真横、指幅3本分の位置にある「天枢」です。

歯ブラシで小さな円(“の”の字)を描くように、左右の天枢のあたりを軽くこすります。おなかがたるんでいて腰が痛むというかたは、天枢をこすると痛むことがありますが、がまんしてこすりましょう。就寝前などにこの「おなかみがき」を左右で計3~4分行うのを習慣にすれば腹筋の血行がよくなり、おなかに力がよみがえってきます。

(刑部忠和)


天枢は腰痛治療によく使われるおなかの特効ツボ。おへその真横、左右に指幅3本分の位置にある。

歯ブラシで、小さな円(“の”の字)を描くように、天枢のあたりを軽くこする。毎日、左右で計3~4分行えば、ツボ刺激とマッサージの相乗効果で腹筋の働きが活性化する。

撮影/森安照 スタイリング/澁谷美穂 ヘア&メイク/日高伸好
モデル/神成あゆみ 嵜山孔美子  衣装協力/ROXY

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