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腰痛が楽になる体操とは

    ラジオ体操の「上体回し」は、立て膝で行うと腰痛予防効果がアップ

ラジオ体操の動きの一つに「上体回し」がありますが、これは背骨を保護している背筋や腹筋を強化するのに効果的です。またその効果を高めるためには、立った姿勢より、立て膝をついた姿勢で行うほうがいのです。

とくに腰痛の予防や改善を目的とする場合は、上体を回す前に準備運動として、“腰ひねり”を行います。床に立て膝をつき、上体をゆっくり左へひねったところで一息休み、同様に今度は右へひねり、3~4往復します。反動をつけずに、上体だけを左右真横に向けるつもりで行ってください。

それが終わったら上体回しです。立て膝をついて両腕を前に伸ばした姿勢から、腰を中心に上体を360度回します。両腕が時計の2本の針になったつもりで、初めは上方に小さな円を描き、体が慣れてきたら大きな楕円を描くように回すのがコツです。左回し、右回しを交互に5~6回ずつ行ってください。

もうひとつ、すわり仕事に伴う腰痛に効果のある動作を紹介します。まず足を肩幅に開いて立ち、腰に手をあてます。そして腰を斜め前に手で押し出すようにし、左右交互に5~6回ずつ行ってください。これは体操というほどではありませんが、背骨や骨盤のゆがみを矯正する効果があり、上体回しとセットで行えば、腰の痛みをやわらげる相乗効果が期待できます。

(吉田健一)


(1)左右への“腰ひねり”を行ったあと、「上体回し」を行う。腹筋にグッと力を入れて上体を360度回す。

(2)両腕が時計の2本の針になったつもりで大きく回す。ただし、始めは上方に小さな円を描き、しだいに大きな楕円を描くようにするのがコツ。

撮影/森安照 スタイリング/澁谷美穂 ヘア&メイク/日高伸好
モデル/神成あゆみ 嵜山孔美子  衣装協力/ROXY

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