腰痛がみるみる消える100のコツ~腰痛ドットコム

腰痛の原因について詳しく知る

    変形性腰椎症

どのような病気か

変形性腰椎症は、主に椎間板の老化によって起こります。椎間板は、老化とともに弾力を失い、やがて背骨にかかる圧力でつぶれていきます。これによって椎骨の間が狭くなり、椎骨同士がぶつかったり、椎間関節がすり減ると、それに刺激されて椎体の周囲には骨の増殖が起こり、「骨棘」という小さなとげのような出っ張りが形成されます。この骨棘が神経を圧迫して痛みを起こします。老化のほかに、肉体労働やスポーツなど腰に負担がかかる仕事をしている人にも多く見られます。

主な症状

腰が重い、だるいなどが主な症状ですが、腰をそらせる、曲げるなどの動作をすると痛みが起こります。朝起き上がるときや、寝返りをするとき、動き始め、長時間立ち続ける、坐り続けるなどの動作でも痛みが生じます。しかし骨の変形の強さと痛みの度合いはあまり関係なく、変形性腰椎症があっても、その症状が出ない場合もあります。ただし変形した背骨を支える筋肉が弱くなると、慢性的な腰痛やぎっくり腰を起こすことがあります。

家庭、病院での治療法

痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤や神経ブロックなどの薬物療法を行います。ほかにはコルセットを装用したり、牽引、温熱療法なども行います。家庭では、使い捨てカイロやあたためたタオルで腰を温めたり、体操などをして痛みをやわらげます。安静にしすぎて筋肉が弱まると症状が悪化するため、ふだんどおりの生活をしましょう。腰をささえる腹筋や背筋をきたえる体操を、毎日続けることも大切です。

病院/治療院の方へ

病院・治療院関係のサイトをご自身でご登録いただけます(会員登録が必要です)。

サイト登録はこちらから
ご注意腰痛は様々な要因でおこります。自己判断せず、必ず医師の診断を仰いでください。本サービスが提供した情報はご自分の責任においてご利用ください。
ご利用した結果、損害が発生したとしても当社は一切の責任を負いません。詳しくは利用規約をご覧ください。